代表挨拶  
 

福伸工業ホームページをご覧頂きありがとう御座います。
弊社は「メイドインジャパンに誇りを持て」を合い言葉に、物作りを通して社会に貢献する会社として2013年に創業45年を迎えました。これもひとえにお客様のお陰であると日々常々感謝の気持ちを忘れず、技術の向上に力を傾けております。
この45年を振り返ってみても、決して平坦な経営をしてこられた訳ではありません。
ボーッとしていても仕事が空から振ってくる時代もありました。逆に現在は草の根を分けても仕事が見つからない時さえあります。以前よく勝ち組負け組という言葉を耳にしましたが、人でも企業でも浮き沈みは絶えずあり、つい他人より自分がよい状況であると人を見下すエゴの言葉です。一時的状況に甘んじて慢心する事は命取りです。人生一生勉強です。たとえ、今、人より悪い状況であっても自覚を持ち向上しようと前向きに考える事が大事なのです。
今経営者にとって、一番重要なのは自社の強みを自身で良く理解し、それを生かす舵取りをする手腕と考え日々邁進しております。

それと、日本の企業として思う事。
日本は高度成長期を終え、持続した成長がなかなかうまくいかず、国家の成長率も低迷してあえいでいるように見えます。
しかし、日本は未だに世界第三位(二位の国の数値が本当ならば)の経済大国です。
高度成長期に突然先進国の先端を走るようになった訳ではありません。からくり人形、日本刀、南部鉄器、九谷焼、桐箪笥、輪島塗、和紙等、例をあげればキリがない程の世界に誇る素晴らしい品質の物を世に送り出していました。
それぞれの時代、日本人の要求する、または作り手が作りたいと思う品質をとことん突き詰めて生み出された素晴らしい物ばかりです。
戦後、日本は「よりよい品質の物をより安く大量に」という経済成長を続けてきました。
しかしバブル崩壊後、何でも安ければ良いという考えに一気に変わってしまいました。
大人気のアパレルに、大手ハンバーガーチェーンなどデフレの勝ち組なんて言われる企業の商品に皆がお金を使うようになりました。
日本人は、古くから、国内で売られている物は全て良い品質のジャパンクオリティを当たり前に様に思って居ました。
ところが、同じ形をしただけの中国製を代表する品質の、安いだけの品物が街に溢れました。
日本人の多くは、同じ形をした物が日本製より安いので、それらをこぞって買うようになってしまいました。
そして単価下落などにより日本製の多くの製造業が事業継続が困難な状況に陥りました。
しかし、見た目が同じ形をしているだけなので、土鍋で料理をすれば鉛が浮いてくる。子供に与えたオモチャは有害物質を含んだ塗料で仕上げてあるなど、
昨日今日、見よう見まねで形だけ真似て作った製品と、日本人が日本で鍛えられた技術、感性、で作る物が同じ訳がありません。
江戸末期開国時にアジア圏をほぼ植民地にした英国人が、日本へ来て、道端で設計図もなく水漏れをしない水桶を作る姿を見て、この国は簡単に植民地にできないなと思わせた程です。だって凄いでしょう。板を扇状に削り、角度を合わせて丸くして水が漏れないんだから。


話が変わりますが、牛丼を私が自費で食べる様になった頃は、一杯400円でした。それでも働き始めた頃は十分に安くて美味しくて、というか好物で、今でも一人でランチタイムどうしようかなと思って居る時は、吉牛を探してしまう。これは数千円のランチならたまには払える今となっても変わらない。
でも最も安い頃は250円だったと思う。
これも先述した通り、安くて十分に美味しいものが、たったの250円で食べられた。
私の好きな吉牛は問題を起こしていないと思うが、外国で250円相当で一食を食べようと思うならば、それは安全ではない地域の店で、安全ではない素材で、安全ではない調理環境の物しかありつけない。
そう。日本以外の国では安全は金で買う物だ。しかし日本では安全で十分美味しい牛丼が250円で食べられる世界から見れば異常な国だ。
私は金持ちではないが、一般的な収入は得ている。400円でも十分安いと思う。
無理をして安くするから中国鶏肉工場のチキンナゲットの様な物を日本で売ろうと考える企業が出てくる。

他人を騙してでも儲けようとしか考えのない国に製品を発注して初回ロットだけ良い物が届いて、大量発注したら低品質商品が山のように届くからと、監視の為に現地に駐在員を置いて、技術指導までして、それでも届いた物は日本で手直しして、あげくに隣の工場の工員の給料が上がれば、技能も上がっていないのに俺も上げろとデモを繰り返す。指導に対し感謝もされない。撤退したくても駐在員が監禁されて撤退できない。
指導後に退職した現地従業員が作ったコピー商品で自らも苦しめられる。
経営者として思考能力がないのかと思う。
特に高齢な日本の技術者技能者、いわゆる職人さんの方達はずっと良い品質を作り続けますよ。仕事に自信と誇りを持ってるし。ひとたび不良品を出そう物なら元請けに飛んできて、すぐに改善してくれますよ。


グローバルスタンダードとは、日本の世界に誇る素晴らしい品質を、途上国レベルの品質に落として世界標準化という意味ではない
と言う事を全ての日本人が改めて気がついて欲しい。



お読みくださり、ありがとうございました。
平成27年2月17日 
代表取締役 後藤 邦仁
 零細企業社長家族の趣味
若い頃、ジェットスキーのレースにトチ狂う。
1990 JJSBA 伊良湖 スキーエキスパートモディファイ

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これが、現在のヒッチメンバー/トレーラー関連の仕事を始めたキッカケです。
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