【日間賀大弘丸しらす】 代表挨拶
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福伸工業ホームページをご覧頂きありがとう御座います。 弊社は「メイドインジャパンに誇りを持て」を合い言葉に、物作りを通して社会に貢献する会社として2013年に創業45年を迎えました。これもひとえにお客様のお陰であると日々常々感謝の気持ちを忘れず、技術の向上に力を傾けております。 この45年を振り返ってみても、決して平坦な経営をしてこられた訳ではありません。 ボーッとしていても仕事が空から振ってくる時代もありました。逆に現在は草の根を分けても仕事が見つからない時さえあります。勝ち組負け組という言葉を耳にしますが、人でも企業でも浮き沈みは絶えずあり、つい他人より自分がよい状況であると人を見下すエゴの言葉です。一時的状況に甘んじて慢心する事は命取りです。人生一生勉強です。たとえ、今、人より悪い状況であっても自覚を持ち向上しようと前向きに考える事が大事なのです。 今経営者にとって、一番重要なのは自社の強みを自身で良く理解し、それを生かす舵取りをする手腕と考え日々邁進しております。 この様な工業製品の会社ではありますが、代表の私自身がその味に惚れ、また個人的にも親交の有った大弘丸水産社長の高橋久二氏の真面目で、真剣な仕事ぶりに感動し、何とかこの美味しい、日間賀大弘丸しらすをより多くの方に味わって頂きたいと思い、直売所として商品を扱う事となりました。 日本では現在多くの一次産業である農業、漁業、林業に従事する方が、仕事に対してあまり恩恵、つまり報酬を受けられないで居ます。 製造者から最終消費者にモノが届くまでに、どれだけ多くの業者が間抜きをしている事でしょう。 一説には市場で100円の商品で生産者が受けられる報酬は30円程度です。 農業なら農地の固定資産税を払い、畑を耕し肥料をまいて、台風では合羽を着て対策に行き、収穫の作業をして。 漁業なら、船を作り、燃料費を払い、網の手入れをして、魚を選別して、加工して。 一人で1億円の収入を得る為に1年かかっても生産は出来ませんが、1億円の伝票は5秒で書けます。 御嶽山の噴火で、火山灰が降り注いでしまった白菜畑の農家の方がインタビューを受けていたのを報道で知っていると思います。それらを洗浄して手間をかけても卸値は更に下がってしまいます。 流通業者はただ仕入れ先を別に振り替えるだけです。つまり天災によるリスクは全て生産者が負っているのです。こういった状況では日本の食糧自給率向上に繋がりませんし、担い手もどんどん減ってしまいます。 もちろん、全ての流通システムを否定しているわけではありません。私自身もスーパーやコンビニを日常的に利用しています。ただ、作り手の努力がもっと評価される様にしたいと考えています。 コーヒー豆などでフェアトレードと言う言葉が最近出てきていますが、日本人なら、まず日本国内でのフェアトレードが先だろ!と思うわけです。 ホンマモンの地産地消、フェアトレードです。愛知県の日間賀島で水揚げされたしらすのみを大弘丸水産自社工場で釜揚げされた安全安心な、日間賀大弘丸しらす特選品を是非ご賞味下さい。 お読みくださり、ありがとうございました。 |
日間賀大弘丸しらす大府直売所
有限会社福伸工業しらす販売事業部
代表取締役 後藤 邦仁
2014.10.23